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あなたのグリップは間違っていませんか④

1/21/2015

 

バックスウィング(back swing)時の手首のコッキング(cocking)の変化

今回は、前回までの正しいグリップと手首のコッキング(cocking)の関係をもう一度整理し、実際のバックスウィング(back swing)時の手首のコッキング(cocking)の変化をより具体的に理解することによって、今まで4回にわたって見てきた『正しいグリップ法とグリップが手首のコッキング(cocking)に与える影響』というテーマを終わりにしたいと思います。

まず、前回までの内容を整理して見ましょう。ゴルフスウィングにおいてグリッピング(gripping) とは、ゴルファーが『スウィングの動作で作られた‘力と動き’を、ゴルフクラブを握っている両手から、クラブヘッドまで正確に伝達することによって、実際にボールを打つための一連の行為の前提』と定義することができます。このように、スウィングにおいてグリップが非常に重要な役割を果たすことは皆さんご存じの通りですが、その役割と意味を理解しておく必要があることを念頭に、今回の内容を紹介したいと思います。

私たちがグリップに関する話をする時、必ず分らなければいけない力学的な原理が一つありましたが、それは、少ない力で重い物を簡単に、早く、そして自由に動かす『梃子の原理』でした(図A参考)。
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このような『梃子の原理』を、写真Cのように、最も一般的かつ左手とクラブの連結性を重要視した『オーバーラッピンググリップ(over wrapping grip)』を基に調べて見ました。そして、十本の指でグリップ部分を握って、ゴルフクラブを動かして見ると、クラブを自由に動かす為には、グリップの一番下の先を握っている小指が最も重要であると感じることができました。つまり、『梃子の原理(図A)』という力学的な側面から見ると、写真Bのように左の小指が『支点(梃子の石)』、丸を付けた手の平の部分が『作用点』になって、クラブのヘット即ち、『力点』を自由に動かすことができると分かりました。
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そして、ゴルファーがスウィングする時は、『支点(梃子の石)』の役割をする左の小指と写真Bで丸を付けた手の平の部分(『作用点』)に最も力が必要になり、この二箇所をよく握ってスウィングすることで、効率的なクラブヘットの動きを作ることが出来ました。

それでは、このようなグリップの原理が実際のスウィングではどのように影響を与えるでしょうか?我々はその答えを写真Dから得られました。なぜならば、ゴルファーがスウィングする内には、写真Dのように手が動く量よりクラブヘットが動く量を多くする必要があるが、実際にクラブのヘットはグリップの所より遥かに重く作られているので、効率的な手首の動きが要求されるからでした。これを実際のスウィングで比較して見ましょう。先に、写真D-1でのように、効率的な手首の動きが出来ない場合は、必要以上に大きい動き(ここではバックスウィング)になってしまって、絶対に強いショットを作ることが出来ませんでした。これに比べて、写真D-2でのように、図Aと写真Bで習った、『梃子の原理』を理解しこれをよく行うと、より少ない動きでよりシンプルで強い感じのバックスウィングが出来るので、多くの力を蓄積することが可能になりました。このような『梃子の原理』を利用したシンプルで強い感じのバックスウィングはスコアを減らす為に必要な『パワーと方向性』を揃えたスウィングの形成に絶対的な影響を与えることからプレイ全般に置いても非常に重要な部分といえます。
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そして、今日は、写真D-2で調べて見た『梃子の原理を利用した手首のコッキング(cocking)』に対する理解をより高める為に、数名のプロ選手たちのスウィングを『3次元スウィング分析機(3D Motion Analysis) 』で測定して、その平均したデータを紹介します(図E参考)。
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まず、図Eの濃い所のバックスウィング区間に注目する必要があります。ここを見ると、アドレスからトップスウィングに行けば行くほど、スウィングのスピード、即ち、手首の動きが遅くなるし、動きの量も少なくなることを分ります。特に、『図Eのステップ1区間(写真F-1に該当)でのスピードが、ボールを打つインパクト、即ち、スウィングで最も手首のスピードが早い時の次に早い』ということは、『我々がバックスウィングをする時、いつ、どのように手首を使うべきか?』という問いに対する回答であり、また、『手首のコッキングをいつ、どのようにするべきか?』を教えてくれる手がかりになると言えます。
それでは、このような資料を我々のゴルファー達は、実際のスウィングではどのように理解し応用することが出来ましょうか?これから、その答えを調べて見ましょう。まず、写真Fを注目してください。ゴルフのバックスウィングを説明する時は、よく大きく二つの部分に分けて説明をしますが、写真F-1を『ステップ1』とし、写真F-2を『ステップ2』とします。
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写真F-1の『ステップ1』の場合、写真D-2でのように地面に付いている重いクラブヘットをゴルファーをスウィングと言う動きをする時、易しく振るために梃子の石を利用した手首のコッキングを介しクラブを掌握し、手首に力をセーブする区間になります。そして、写真Dでの正しい方法とそうではない場合を区別して練習をして見ると、その差を易しく感じられると思います。

次は、写真F-2の『ステップ2』の過程を調べて見ましょう。図Eのグラフを見ると『ステップ2』の過程で手首のスピードが著しく下がっていくことが分りますが、これは、この区間での手首の動き、即ち、手首の使用は『ステップ1』を超えてトップスウィングに行くと無くなることを示します。このことから、バックスウィングの初めには多くの量の手首の使用が必要であるが、もう、『ステップ1』の写真F-1を超えながら空を向いて折られている手首は地面を向いてダウンスウィングをするための方向の転換を準備していることを分ります。そして、『ステップ2』の過程で行われる手首の動きは『ステップ1』の余韻であると理解できるし、この過程での手首の使用は(即ち、コッキング(cocking))を止めて、写真F-2のように骨盤を重心にする体と肩の回転に注目するべきであると思います。

以上で、4回に掛けて、『正しい‘グリッピング(gripping)’の方法と、それが効率的な手首の‘コッキング(cocking)’や‘バックスウィング(back swing)’全般に与える影響』を調べて見ました。皆様もこの内容を正確に理解し、このような原理を元にして練習をして頂くことで、よりシンプルで強い、効率的なバックスウィングを作ることが出来ると思います。

次回は...「ゴルフのクォーター(quarter) スウィング理論」をご紹介する予定です。
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