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ゴルフの3Pで見た正しいアドレス

2/9/2015

 

-始め良ければ、終わりよし-

「ゴルフの3P」とは、Physics(スイングの力学的な原理)、 Psychology(心理的な気持ち)、 Physiology(体で感じる感覚)のことで、私が長年ティーチングを行ってきた経験をもとに考えた独自の理論です。この“3つのP”は、ゴルフという運動を科学的に理解して、より効率的に練習をするためには大変重要で、ゴルファーなら一度は考えなければいけないことでしょう。

アドレスの語源
今回は、アマチュアゴルファーが意外と簡単に考えているゴルフスイングの準備過程である「アドレス(Address)」についてみてみましょう。

「アドレス(Address)」と言う言葉の語源を調べると、名詞で使う時は手紙を書く時に記入する“住所”という意味になります。動詞で使うと“正しい住所を探していく”という意味を持つようになります。即ち、ゴルフスイングのアドレスは、スイングをする為の準備の姿勢でもありますが、全体的に見るとボールを打とうとするターゲットに向けて正しい方向を決めるエイミング(Aiming)の過程になるので、「ターゲットという住所に向けて正しく探していく(方向を決める)」という意味で使われています。

このような意味のアドレスは、上記で明記したエイミング(Aiming)を決める直接的な方法である“スタンディング(standing)”とゴルフクラブを握る“グリッピング(gripping)”に分けられます。しかし、今回はこのような単純であり原論的な内容より、実際にスコアが向上できる“物理(Physics)的、生理学(Psychology)的、心理(Physiology)的な観点(ゴルフの3P)”に分けて説明したいと思います。そしてより完成度が高いアドレスの姿勢を習うことで、読者のレベルアップにかならず役に立つと思います。

物理的な側面
図Aの場合、“物理(Physics)的な側面”を考えて「アドレスの姿勢」を前と横で比べてみました。まず、A-1の写真のように前から見た場合、ゴルフクラブとゴルフクラブを握っている両腕が全体的に“アルファベットの小文字y”を作ることが右側の“アルファベット大文字のY”より正しいと言えます。なぜならば、左側の延長線と言う概念が強くなって、以前紹介した左手を中心にしたゴルフスイングをするのに役に立つからです。
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図A-2の写真では、一般的によく見る2つの形を、横からの姿勢で比べてみました。左側の場合、ゴルファーの体重が足の指の方に乗っていることが分かりますが、右側の場合は逆にお尻、即ち、足の踵側に体重が乗っていることが分かります。この場合正しいのは、少し足の前に体重を乗せている左側です。なぜならば、ゴルフスイング時に脊髄を中心に行われる上半身の回転運動において、ヘッドアップや右肩の過度な使用などから、前傾した脊髄の角度が変化して回転軸が崩れることを、この姿勢で防ぐことができるからです。そして、ヘッドアップする問題を抱えているゴルファーの場合、力学的にこのようなアドレスを正しくして脊髄という回転軸の前傾角度を保つことから、ある程度効果を求めることが出来ると思います。また、より強いドライバーショットが打ちたいゴルファーの場合も、このようなアドレスから回転量と回転速度を増加させることに役に立つので試してみてください。

生理学的な側面
次は、筋肉から感じる筋の緊張度を意味する“生理学(Psychology)的な側面“を考慮した「アドレスの姿勢」を調べてみましょう。
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実際に、B-1の写真で右側の場合がより強く、粋に見えるかも知れないでしょう。しかし、ゴルフスイング時、回転軸の役割をする人の背骨、すなわち、脊髄を支えている筋肉の背筋が必要以上に緊張してしまうと、柔らかくて大きな回転が必要なゴルフスイングには相対的に“マイナス効果”を来たす事になります。また、筋肉は、ある外部の刺激に対して常に弛緩より収縮の方向に反応が起こる為、ゴルフのようにインパクトの時、リリースによる遠心力による力を作って、それを主な力として利用する運動では過度な筋の緊張は決して正しくないと思います。

次のB-2の写真では、正面から見た時に自然なアドレスとそうではないアドレスを比較しています。特に、右側の写真ではゴルファーの口までほとんどの顔が見えていますが、これはゴルフスイング時非常によくないアドレス姿勢で、皆さんも必ず覚えておいてください。

なぜならば、ゴルフスイングにおいて、難しくて直しにくい癖の中の1つであるからです。それでは、右手を利用してダウンスイングをするとどのような現象が出るのでしょうか?右腕と手首が強いインパクトを作る為に、上記で説明した通り収縮の方向に働きながら結果的に右肩の回転も速くなって、ヘッドアップの現象までを来たすことが明らかであると思います。もちろん、非常に正確なタイミングで“右手の伸長”、すなわち、右手を伸ばしてクラブヘッドのスピードを速くして、どんなクラブでも正確で強いボールが打てれば、それはまた異なります。しかし、長い間の筆者の経験から、アマチュアゴルファーには期待できない技術であると確信します。このような理由からB-2の顔が見える右側の写真では、アドレスが高くて不安な中心を形成してしまうので、スイング時によくないフォロースイングやヘッドアップなどの問題を作ってしまうでしょう。

心理的な状態
最後に、“心理(Physiology)的な状態”を考慮した「アドレスの姿勢」を考えてみましょう。ここでは、“アドレスの時、どのような心理的なマインドで姿勢を作るか?”ということで、ゴルファーが考え方を変えただけで、全然違う形態(Physics)と感じ(Psychology)の結果を得ることが分かります。
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図C-1でのようにゴルファーの体重を60kgとすると、右足と左足に30kgずつ配分することではなく、“右足20kg+左足20kg+クラブヘッド20kg = 60kg”と考えることです。実際に、この内容を行う為には必ず上半身、すなわち、両肩と首周りの筋肉を柔らかくして力を抜かないと“ゴルファーが握っているクラブのヘッドに自分の体重の3分の1を置く”という感じを持つことが難しくなるでしょう。しかし、ゴルフスイングが下半身の動きから作られると認識するゴルファーなら、筆者の説明と図C-1のイメージは、見慣れないことではないと思います。

更に、図C-2で示している心理的な方法も考えてみましょう。もし、ゴルファーが服を着たままプールに入って出たと仮定します。水から出た後、短い時間で体と服に沁み込んだ水は、重力の影響からズボンの先に下がっていくことが分かります。この時の感じ、即ち、上半身や腰周りより両側のふくらはぎ周りのズボンの部分が重くなることを感じることで、上半身のリラックスを図ることが出来きます。その結果、アドレスの時に心理的にリラックスでき、正しい体重の配分を伴うことが出来るでしょう。
今回のレッスンが、読者皆様のゴルフレベルアップに少しでも役に立つことを期待します。


次回は...「あなたはゴルフをスポーツとして認識していますか?」をご紹介する予定です。
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