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あなたのグリップは間違っていませんか③

1/12/2015

 

グリップはゴルファーの財産である。― Cary Middlecoff ―

今回は、前回に続き、‘グリッピング(gripping)’に関する内容をもう一度整理し、さらに‘正しいグリップ(grip)が実際のスウィングで与える影響’をバクスウィングの時行われる手首のコッキング(cocking)の変化に注目して調べて見ましょう。

前回で調べて見たように、『グリッピング(gripping) とは、ゴルファーがスウィングの動作により作くられた‘力と動き’を、ゴルフクラブを握っている両手から、クラブヘッドまで正確に伝達することによって、実際にボールを打つための一連の行為の前提』とその意味を定義するのができます。そして、これをより易しく理解するため、グリップが良い時と良くない時の結果を次のように簡単に整理して見ましょう。
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さて、スウィングにおいてグリップが非常に重要な役割を果たすことは皆さんご存じの通りですが、その役割と意味を理解しておく必要があることを念頭に、今回の内容を紹介したいと思います。

私たちがグリップに対する話をする時、必ず分らなければいけない力学的な原理が一つありますが、それは、少ない力で重い物を易しく動かす『梃子の原理』です(図A参考)。なぜなら、いわゆるラケットを持って行うスポーツ(例えば、テニス、ゴルフ、バドミントンなど)や、剣道のように道具を手で持って何かを打撃するスポーツでは、なるべく早く、易しく、そして自由にその道具を動かす能力が要求されるためです。
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では、最も一般的かつ左手とクラブの連結性を重要視した『オーバーラッピンググリップ(over wrapping grip)』を基に、このような原理が両手の中でも特に左手で重要な役割を果たしている事を確認してみましょう。
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まず、写真Cのように、我々の十本の指でグリップ部分を握って、ゴルフクラブを動かして見ましょう。このようにやって見ると、クラブを自由に動かす為には、グリップの一番下の先を握っている小指が最も重要であると感じることができます。つまり、『梃子の原理(図A)』という力学的な側面から見ると、写真Bのように左の小指が『支点(梃子の石)』、丸を付けた手の平の部分が『作用点』になって、クラブのヘット即ち、『力点』を自由に動くことができると分かります。

そして、ゴルファーがスウィングする時は、『支点(梃子の石)』の役割をする左の小指と写真Bで丸を付けた手の平の部分(『作用点』)に最も力が必要になり、この二箇所をよく握ってスウィングすることで、効率的なクラブヘットの動きを作ることが出来ます。

それでは、このようなグリップの原理が実際のスウィングに、どのような影響を与えるでしょうか?我々はその答えを写真Dから得ることができます。ゴルファーがスウィングする時には、写真Dのように手が動く量よりクラブヘットが動く量を多くする必要がありますが、クラブのヘットはグリップより遥かに重く作られているので、効率的な手首の動きが要求されるのです。これを実際のスウィングで比較して見ましょう。先に、写真D-1でのように、効率的な手首の動きが出来ない場合は、必要以上に大きい動き(ここではバクスウィング)になってしまって、絶対に強いショットを作ることが出来ません。これに比べて、図Aと写真Bの『梃子の原理』を理解出来ると、写真D-2のように、より少ない動きでよりシンプルかつ力強いバクスウィングが出来るので、多くの力を蓄積することが可能になります。このような『梃子の原理』を利用したバクスウィングは、スコアを減らす為に必要な『パワーと方向性』を揃え持ったスウィングの形成にも重要な影響を与えるから、プレイ全般に置いても非常に重要な部分と認識されます。
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次回では、写真D-2で調べて見た『梃子の原理を利用した手首のコッキング(cocking)』に対する理解をより高める為に、数名のプロ選手たちのスウィングを『3次元スウィング分析機(3D Motion Analysis) 』で測定、分析したデータを紹介します。そして、『正しいグ‘リッピング(gripping)’と効率的な‘コッキング(cocking)’の関係』、又、『効率的な‘コッキング(cocking)’がシンプルで強い‘バクスウィング(back swing)’の作りに与える影響』について見ていくことにしましょう(図E参考)。
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次回も引き続き、「第7回あなたのグリップは間違っていませんか?④」をご紹介する予定です。
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